NTTデータは10月5日、全国の信用金庫向けに、残高照会などの機能がついたスマホアプリ「アプリバンキング」の提供を開始した。
このアプリバンキングは、同社が運営する「しんきん共同システム」を利用している全国の信金向けのアプリ。ファーストユーザーとして城北信金、多摩信金、浜松信金、三島信金、瀬戸信金、豊田信金、碧海信金、西尾信金、福岡ひびき信金の9信金が利用を開始した。
このアプリを導入することで、インターネットバンキング未契約の利用者でもリアルタイムで残高や取引明細を確認できる。
また、利用者が指定したタイミングで残高変動を知らせる機能、キャンペーン情報等をプッシュ通知する機能、信金の各種コンテンツ(Webサイト、ATM検索、商品検索、口座開設等)へ連携する機能などが提供されている。
NTTデータでは今後FinTech企業などと連携し、各種申し込み手続きや税公金収納、クーポン、決済などのサービスを拡充し、信用金庫における顧客との関係強化を支援していくとしている。