大日本印刷(DNP)は、同社の国際ブランドデビット機能付きICキャッシュカード即時発行サービスが、りそなグループ(りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行)全店で採用されたと発表した。
店舗でブランドデビット機能付きICキャッシュカードを即時発行するサービスは、国内の大手金融機関で初。
りそなグループでは、国際ブランドデビット機能付きICキャッシュカードを2011年より発行しているものの、これまで店舗で受付後、カード発行センターで発行作業を行っていた。
このため、申込から顧客のカード受取りまでに約2週間かかっていたという。
今回りそなグループではDNPの即時発行サービスを採用し、大手金融機関では初めて、国際ブランドデビットカード機能と非接触IC決済サービスが付いたカードを店頭で即時発行する。
2017年度中に全店舗でのサービス開始を目指す。
DNPは、2004年から金融機関向けに「ICキャッシュカード即時発行サービス」を提供しており、これまでに国内トップシェアとなる26金融機関に、約3,300台の発行機を納入。
今年9月から、国際ブランドデビットカードの発行機能を追加したICキャッシュカード即時発行機を開発し、販売を開始していた。