日本ユニシスは9月26日、金融機関向けのオープンAPI公開基盤「Resonatex(レゾナテックス)」のサービス提供を今秋から開始すると発表した。
この「Resonatex」は、金融機関が持つWeb APIをオープンAPIとしてインターネット公開するためのクラウド型プラットフォームサービス。
同社が提供する勘定系システム「BankVision」の勘定系Web APIをはじめ、各金融機関が保有するWeb APIをセキュアなシステム環境上に公開し、金融機関とFintech事業者とのオープンイノベーションに寄与することを目指す。
テクノロジー面では、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」や「Azure API Management」を採用。これにより、利用状況に応じた費用体系と、OAuth2.0、OpenID Connectなどを活用した高いセキュリティを実現したという。
同社では、「Resonatex」を通じて金融機関とFinTechサービスを結びつけることにより、新しい金融サービスの創出やUI/UX向上を促進し、金融機関の収益構造とビジネスモデルの変革をサポートするとしている。