あいおいニッセイ同和損保とテクノスデータサイエンス・エンジニアリング(TDSE)は9月25日、資本業務提携を行い、ビッグデータ解析・AI構築事業に共同で取り組むと発表した。あいおいニッセイ同和損保がTDSEに5,600万円を出資し、TDSEの株を7.96%保有する。
TDSEは、AI(人工知能)に強みを持つ。データサイエンティストやビジネスエンジニアを抱えており、設立以来、金融などの業種で200テーマ以上のコンサルティングや解析実績があるという。独自開発の人工知能製品「scorobo」も提供している。
あいおいニッセイ同和損保は、AI構築・解析技術を持つTDSEとの提携により、中長期的な企業価値向上を目指す。
具体的には、自動車保険のテレマティクスデータ等のビッグデータ分析・解析、AIを活用した商品・サービスの開発、データサイエンティスト確保および人材教育などについて協力して取り組んでいく方針だ。