クラウドファンディングサービスを提供するCAMPFIREは8月10日、身近な友人・知人を対象としたお金集めアプリ「polca(ポルカ)」の提供を開始した。
インターネット上で不特定多数から支援を募るクラウドファンディングに対し、この「polca」では、URLを知っている人のみが企画を支援できる仕組みを提供する。
例えば、「誕生日ケーキを友達と一緒に購入する」「同僚に出産祝いを贈る」「個展を開催するための会場費を集めたい」など、日常で資金需要が発生した際に、友人・知人に限定して支援を募ることができる。
一般的なクラウドファンディングで必要となる内容の審査や手続きは不要で、企画立ち上げの所要時間は約30秒だという。
これまで同社が提供してきた、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」では、「もっと気軽に資金集めがしたい」「大きな目標がないと企画を始めてはいけない気がする」などの声があったという。
同社では、このような利用者の声に「polca」で応えたいとしている。
クラウドファンディングの敷居を大きく下げる可能性があるサービスとして、注目を集めそうだ。