セブン銀行は8月9日、日本ユニシス・野村総研(NRI)と共同で、2018年度をめどに同行の勘定系システム「BANKSTAR」を「東阪交互運用」化すると発表した。
現在、セブン銀行では、勘定系システムの本番機とバックアップ機を東京と大阪の両センターで運用している。
今回、同行では日本の金融機関で初めて、勘定系システムを東阪両センターで交互に本番機として運用する方式を導入する。定期的に本番機を入れ替えることにより、BCP(事業継続)の高度化と24時間365日無停止連続運転を可能にする。
実現にあたって、日本ユニシスはオープン勘定系システム「BANKSTAR」の提供を行い、NRIはシステムインテグレーターとしてシステム開発を請け負う。
来年秋に全銀システムにおいて24時間稼働が始まるなど、24時間無停止運転への関心は高い。先進的な事例として注目を集めそうだ。