ソニー銀行は8月8日、国内銀行初となる投資型クラウドファンディングサービス「Sony Bank GATE」の運営を開始した。
この「Sony Bank GATE」では、ソニー銀行の顧客が「支援者」として、資金を必要としている企業のファンドへ投資することができる。
出資の対価として顧客は、事業の売上高に一定の割合を乗じた分配金を受け取る。出資金は償還されないものの、事業計画の売上高が達成されたときは出資金相当額を上回る分配が行われるという。
ソニー銀行は事業内容の事前審査やファンドの募集などの業務を行うが、ファンドの分配の保証はされない。
同行では、新しい事業に挑戦する企業に対して共感する個人が直接支援することのできる場を提供したいとしている。
銀行が直接クラウドファンディングサービスを運営する事例として、その成否に注目が集まりそうだ。