三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は7月31日、FinTechの推進に向けて子会社「Japan Digital Design」(JDD)を設立すると発表した。
これまで、同FG内の内部組織として活動してきた「イノベーション・ラボ」に、外部エンジニアの採用や地域金融機関との協働も加えて、革新的なユーザー体験の開発や社会的コストの低減に向けた取り組みを推進する。
具体的には、FinTech等に関する調査・研究・システム開発などを行うほか、FinTechに関するコンサルティングや人材育成も行う。
また、JDDと三菱東京UFJ銀行では、FinTech推進に向けた研究開発や各地域における次世代イノベーション人材との協働を進めることを目的に、千葉銀行やふくおかFGなど全国の32行と業務提携を行う。
JDDに次世代リーダーを受入れるほか、協働で実証実験やユーザー起点でのデザイン思考・アジャイル開発等を実践する。