茨城県の常陽銀行は7月26日、エムティーアイ社と連携し、口座直結型スマートフォン決済の実証実験を開始すると発表した。
口座直結型スマートフォン決済とは、買い物時にスマートフォンでQRコードで読み込み、銀行口座から直接、代金を支払うサービス。
今回の実証実験では、茨城県の水戸ヤクルト販売の協力のもと、常陽銀行本店の従業員を対象としたヤクルト商品の訪問販売において同サービスを試行する。
行員は現金やクレジットカードなどを所持する必要がなく、財布を持ち歩く手間や手持ちの現金の心配から解放されるほか、販売員側は、お釣りの準備や販売後の入金処理など、現金を扱う時間が短縮できるという。
両社では、今後の銀行APIの活用を視野に入れている。