日本仮想通貨事業者協会(JCBA)と国内の仮想通貨交換業者13社は7月21日、今週末の7月23日(日)にも、各取引所において一時的にビットコインの受入れと引出し受付を停止すると発表した。
当初は、ビットコイン分岐問題への対応として8月1日からの取引停止を予定していたものの、一部のソフトフォークが7月23日(日)に発生することが明らかになったことを受けての措置。
ビットコイン取引の停止は7月23日のソフトフォークの発生前に行われるものの、具体的な日時については取引所の判断に委ねられている。
今回のソフトフォークは、「SegWit2x」という案について、有効化に向けたステップが開始されたもの。今回のステップの開始が、最終的にビットコインの安定化に繋がるものかどうかは、ネット上でも楽観派と懐疑派が分かれており、判断が難しい状況になっている。
また今回の騒動と連動するか否か定かではないが、21日朝からビットコインの価格が急騰している。
いずれにしろ、ビットコインの保有者は注意が必要だ。