八十二銀行などの「じゅうだん会」参加7行は7月19日、人工知能(AI)を金融サービスへ活用する実証実験を開始すると発表した。
今回の実証実験では、参加7行が人工知能(AI)システムと学習データを共同利用し、顧客からの問い合わせに対して、最適な回答を行うことを目指す。
具体的には、JSOLやAutomagiと共同で、AutomagiのAIソリューション「AMY」を活用した「問合せ用FAQ システム」を構築する。個人インターネットバンキングの照会業務に適用し、回答の高度化を目指す。
AIソリューション「AMY」は、Automagiが、通信キャリア会社向けエージェント開発などで培ったAI技術・知見をベースに開発したもの。
じゅうだん会各行では、システムやデータを共同利用することにより、サービス導入時の初期コスト削減や導入期間の短縮も目指す。