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QUICK、Web APIによりマーケットデータを提供へ

QUICKは7月5日、米国FinTech企業のXigniteと共同で、マーケットデータの提供サービス「QUICK Xignite APIs」を開始した。

このサービスは、国内外の株式や投信、為替、金利などのマーケットデータを、パブリッククラウド上のWeb APIから、利用者のスマートフォンアプリやWebに直接配信するもの。

FinTechサービスの開発者はマーケットデータの取得や配信、管理に時間に取られることなく、サービスの開発に専念できる。利用者の増加にもAPI側で自動的に対応するという。

証券業界では、これまでもAPIによるデータ提供サービスは行われてきたが、各社毎に仕様が異なっており、ある程度の経験が必要だった。

今回の「QUICK Xignite APIs」では、サンプルデータが取得できるカタログサイトを用意しており、欲しいデータを簡単にサービスに組み込めるとしている。

Xigniteは、欧米のFinTech企業や金融機関にマーケットデータを提供する米シリコンバレーの情報ベンダー。Webサービスやモバイルアプリを開発するFinTech企業や金融機関に対し、パブリッククラウド上に構築したWeb APIからマーケットデータを提供している。

特に標準化、統一化、カタログ化されたAPIの提供に強みを持つ。欧米を中心に顧客は1,100社、2016年の年間APIコール数は1.5兆件に達するという。

(参照)QUICKのニュースリリース

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