三井住友銀行は6月30日、マイクロソフトの統合型情報共有クラウドサービス 「Office 365」を全行で利用開始すると発表した。
同行では、2016年5月に世界の主要金融機関で初めて「Office 365」の全面採用を決定していたが、ワークプレイス環境の構築や導入効果の検証が完了したため、全行での採用を開始した。
また今後、三井住友フィナンシャルグループ全体への展開を推進するという。
さらに本利用開始に合わせ、邦銀として初めて「Office 365」の「MyAnalytics」を採用することも発表した。「MyAnalytics」は、Office 365をベースとしたビッグデータから働き方のデータを分析し、AIを活用して個人に気づきを提供する機能。
例えば、会議やメールなどに費やしている時間を見える化し、社員自身が働き方を振り返ることで無駄な時間をなくしたり、コラボレーションを活性化して、付加価値の高い働き方を実現することをサポートするという。
同行では、全行をあげて一層の「生産性・効率性の向上」を図っていくとしている。