イオンフィナンシャルサービス(FS)と日本IBMは6月22日、7月からブロックチェーン技術の適用可能性に関する実証実験を開始すると発表した。
今回の実証実験では、ブロックチェーン技術を活用して、買い物やサービス利用時の仮想通貨やポイントを使った決済のほか、加盟店などの企業間の精算に係る決済などについて、適用可能性と影響を検証する。
検証では、Linux Foundationが提唱するブロックチェーン基盤である「Hyperledger Fabric」を利用する。
イオンFSは、日本国内と海外11ヵ国においてクレジット、決済、ファイナンス等の幅広い金融サービスを提供中。同社では今回の実証実験を通じて、イオンFSの事業展開先である日本・アジア各国において、金融サービスをボーダレスに展開するための金融プラットフォームの構築を目指す方針だ。
(参照)イオンフィナンシャルサービスのニュースリリース
http://www.aeonfinancial.co.jp/corp/news/data/news170622.pdf