NTTコミュニケーションズは6月14日、複数システムで利用するAPIを統合管理するサービス「API Gateway as a Service」を7月から開始すると発表した。
このサービスでは、APIの認証や権限管理を一括で行い、多数のAPIが存在する場合に、その管理を効率化する。また、APIによる外部連携機能(APIマッシュアップ)を標準で搭載しており、他のサービスとのAPI連携を迅速に実現できるという。
異なるインターフェースのAPIを統一された仕様に変換したり、一括で認証するといったベーシックな機能から、グループ単位でアクセス制御が可能な権限管理機能、またDDoS対策などのセキュリティ対策機能も利用することができる。
また、IaaS基盤はNTT Comの「Enterprise Cloud」に加え、「Hybrid Cloud with Microsoft Azure」にも対応しており、対応IaaSは今後順次追加する予定。
さらに同社では今後、課金機能や決済機能などの機能をオプションとして追加で拡充していくほか、本サービスが利用できる対象クラウドを順次追加していく方針。第1弾として近日中にNTTデータのクラウドサービスに対応する予定としている。
(参照)NTTコミュニケーションズのニュースリリース
http://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2017/0614.html