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SBIのFinTechファンド、ブロックチェーンの米R3へ出資

SBIホールディングスは5月25日、傘下のSBIインベストメントが運営する「FinTechファンド」を通じて、米国のブロックチェーン企業R3 HOLDCO LLCに出資したと発表した。この出資によりSBIグループは、創業者等を除いて、R3の外部筆頭株主になる。

R3はブロックチェーン技術・分散台帳技術に強みを持つ米国のスタートアップ企業。世界の大手金融機関とコンソーシアムを形成し、金融業界におけるグローバルスタンダードの分散台帳技術プラットフォーム確立に向けたプロジェクトを進めている。

現在、R3社が主導するコンソーシアムには世界の金融機関など80社以上が参加しており、分散台帳技術の実証実験が進められている。

SBIホールディングスは昨年3月にR3社が主導するコンソーシアムに参加していたが、今回の出資により、分散台帳技術の活用に向けて、R3社との連携を一層強化するという。

SBIホールディングスは、R3以外にも、分散台帳技術に強みを持つRippleに出資し、共同でSBI Ripple Asiaを設立するなど、ブロックチェーン・分散台帳技術に注力している。

いずれも、金融業界で世界的に注目されているブロックチェーン・分散台帳技術を持つスタートアップであり、今後、SBIの動向に注目が集まりそうだ。

(参照)SBIホールディングスのニュースリリース

http://www.sbigroup.co.jp/news/2017/0524_10678.html

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