みずほ銀行は5月23日、同行のインターネットバンキング上にオープンAPIを開発し、マネーフォワードやMoneytreeとの連携を開始したと発表した。
今回オープンAPIを開発したのは、同行の個人向けインターネットバンキング「みずほダイレクト」と、法人向けインターネットバンキング「みずほe-ビジネスサイト」の両方。
マネーフォワードは「みずほe-ビジネスサイト」とAPI連携し、Moneytreeは「みずほダイレクト」と連携する。
オープンAPIの開発にあたっては、日本IBMの「FinTech共通API」と、その基盤としてIBMクラウドで提供する「IBM API Connect」とアクセス制御ソフトウェア「IBM DataPower Gateway」を採用した。
「FinTech 共通API」は、ビジネスシナリオの標準化を推進している「BIAN」をもとに、国内の銀行業務に必要な要素を追加して標準仕様を定義したAPI群。
みずほ銀行では、現在、数十社にのぼる外部企業からオープンAPIの利用要望を受けているという。同行では、外部企業と連携し先進的なサービスを提供するほか、オープンイノベーションを積極的に推進していくとしている。
(参照)みずほ銀行のニュースリリース
https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20170523release_jp.pdf