ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は5月12日、傘下のiBankマーケティングと共同で展開している金融サービスプラットフォーム「iBank」について、マルチバンク化対応(複数銀行対応)を行うと発表した。
第1弾として、本年10月を目処に、グループ銀行2行(熊本銀行・親和銀行)への展開を行う。
金融サービスプラットフォーム「iBank」は、スマートフォン専用アプリ「Wallet+」や、情報コンテンツサービス「mymo」などから構成される。
平成28年7月のサービスリリース以降、福岡銀行の顧客を中心に累計10万ダウンロードを達成したほか、法人顧客に対しては、関心事や趣味嗜好といったデータベース等に基づく各種マーケティングソリューションを提供している。
今回のマルチバンク化対応(複数銀行対応)では、これらの知見・ノウハウを他地域に展開し、ローカルエコシステムの拡大を図る。
ふくおかFGでは、自グループ以外にも利用銀行を拡大していく方針だ。