セブン銀行は5月11日、来春を目処に、企業から個人宛ての送金をセブン銀行ATMとセブンイレブンのレジで受取ることができる「現金受取サービス」を開始すると発表した。
この「現金受取サービス」は、ネット通販で購入した商品の返品により生じる返金や、シェアリングサービスの報酬支払などの個人宛の送金を、セブン銀行ATMやレジで受取ることができるサービス。個人の銀行口座は経由しない。
個人顧客は電子メール等で企業から送付される番号を、セブン銀行ATMに入力するだけで現金を受取ることができ、口座情報を企業に知らせる必要がない。千円未満はセブン銀行ATMでのnanacoチャージで受け取ることもできる。
全国のセブン銀行ATMで、原則24時間365日受取ることができるため、顧客の都合に合わせて受け取りができるという。
また、企業側にとっても、口座情報の管理が不要になるなど管理負担の軽減が図れるというメリットがある。
セブン銀行では、返金や報酬の受取に加え、中古品売却代金、キャンペーン・懸賞金等の受取など多様なシーンでの利用を見込む。
サービスの導入先や提供内容の詳細については、今後発表していくという。
(参照)セブン銀行のニュースリリース
http://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2017/pdf/2017051101.pdf