ロボアドバイザーサービスを開発・運営する「お金のデザイン」は4月19日、山口フィナンシャルグループの山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の顧客向けに「THEO+ (テオプラス)」の提供を開始したと発表した。
この「THEO+」は、日本初の資産一任運用型ロボアドバイザーサービス「THEO」を山口FGの各行向けにカスタマイズしたもの。
証券口座への入金口座として、山口FG各銀行の専用口座を準備しており、各銀行口座からTHEO+への入金は、振込手数料が無料になる。
お金のデザインが地方銀行と協業してロボアドバイザーのサービスを提供するのは、今回が初。本件は、両社が昨年11月に発表した資本業務提携による取り組みの一環となる。
FinTech企業と地方銀行の協業事例については、これまでPFMサービスや会計サービスの領域が中心だった。今後は、ロボアドバイザーサービスにおいても、協業が進みそうだ。