TISは4月17日、同社の生命保険会社向けソリューション「sosiego(ソシエゴ)」に、営業支援やAI分析などの新業務を追加すると発表した。
「sosiego」は、事前に生命保険会社の課題を明確にした上で、製品やパッケージ、ソフトウェア、サービスなどの組み合わせを取捨選択して提供する問題解決型ソリューション。
生命保険業界に限らず様々な業界で多くの実績を持つ各製品やパッケージなどを取り揃え、各社の課題に合わせて提供するという。
昨年11月に、新契約や保全、保険金などのバックオフィス業務をサポートする「sosiego BackOffice」の提供を開始していたが、今回新たに、営業活動や保険申込、各種サポートなどのフロント業務をサポートする「sosiego Front」と、AIを活用した分析などの企画・分析業務をサポートする「sosiego Analysis」の提供を開始した。
「sosiego Front」では、例えば「高齢者にむけた説明など、顧客に柔軟な対応ができていない」という課題に対して、営業活動管理(SFA/CRM導入)、リアルタイム画面共有や個別動画、タブレット型コンテンツ管理といったソリューションを組み合わせた提案を行う。
また「sosiego Analysis」では、商品・サービス企画や業務改善を図る仕組みが不十分という課題に対して、戦略策定・実行支援コンサルティング、分析プラットフォームなどを組み合わせた提案を行う。
TISでは、2つの新業務が拡充された「sosiego」を、生命保険会社向けに更に拡販していき、2020年までに20社への導入と関連ビジネスを約70億円規模にすることを目指すとしている。