カブドットコム証券は4月6日、人工知能(AI)を得意とするAlpacaDBと提携し、個人投資家向けのチャートツール「AlpacaSearch for kabu.com」を提供すると発表した。
このツールでは、Alpaca社独自AIによる画像認識エンジンで、全上場銘柄のチャート形状(ローソク足)を高速処理した上で、パターンマッチングとクラスタリング解析の結果から相互に類似しているパターンを瞬時に探索できる。
これまでのテクニカルチャート分析では、ローソク足を構成する4本値データや売買高等を相場経験則等をもとに、人為的に様々な統計手法や閾値で加工したテクニカルシグナルを用いるのが一般的だったという。
今回のツールを用いることで、個人投資家にとって自分の得意なチャートパターンがきていた際に似た形のチャートを探索することや、大きなニュースがあったときに同じ値動きをするテーマの発見などできるとしている。