大垣共立銀行とゆうちょ銀行、ファミリーマートの3社は4月5日、岐阜県・愛知県内のサークルK・サンクスに設置するコンビニATM「ゼロバンク」(約1,500台)を7月以降順次、ゆうちょ銀行ATMに置き換えると発表した。
サークルK・サンクス(現・ファミリーマート)の店舗に設置されているATMは、同子会社のゼロネットワークスが展開する「ゼロバンク」と「バンクタイム」の2種類がある。
「ゼロバンク」は、現在、同社と大垣共立銀行が提携し提供しているATMで、岐阜県と愛知県の店舗に設置されている。一方の「バンクタイム」は、同社とりそな銀行が提携し提供しているATMで、両県以外の全国の店舗に設置されている。
今回は、3社の合意のもと、岐阜県と愛知県に設置されている「ゼロバンク」ATMが、ゆうちょ銀行ATMに置き換えられることになる。
ファミリーマートとゆうちょ銀行は昨年4月に業務提携を発表しており、ファミリーマートに設置されているイーネットATMを順次、ゆうちょ銀行ATMに置き換えていく方針とされている。今回の3社の合意も、この方針に従ったものと考えられる。
なお、大垣共立銀行の顧客は、全国のファミリーマートのゆうちょATMで、これまでのゼロバンク同様の手数料で利用できる。
また、岐阜県・愛知県など、大垣共立銀行の顧客が多いエリアのファミリーマートに設置されるゆうちょATMには、「OKB」のロゴを表示するという。
(参照)ゆうちょ銀行のニュースリリース
http://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2017/pdf/pr170405.pdf