日本ユニシスは4月3日、中国系決済サービスと、プリペイドカードなどへのチャージポイント事業を分社化し、キャナルペイメントサービスを設立したと発表した。
日本ユニシスは、2011年6月から、「バリューカード(ギフトカード/プリペイドカード)事業」のほか、「中国系決済サービス」、「チャージポイント事業」、「決済連動マーケティング」、「国際ブランドプリペイド決済サービス」などを展開してきた。
今回は、これらの決済関連ビジネスの中で、「中国系決済サービス」と「チャージポイント事業」について、よりスピーディーにビジネス拡大を図るために、新会社を設立するという。
「中国系決済サービス」では、訪日中国人観光者向けに日本国内で「支付宝(Alipay)」などの中国電子マネーが利用できる店舗を開拓し、プラットフォームを提供。ヤマダ電機、髙島屋、ドン・キホーテ、全国のローソン店舗などの顧客にサービスを提供しているという。
また、「チャージポイント事業」では、コンビニエンスストアなどの店舗で、プリペイドカードへのチャージが可能になる仕組みを提供しており、全国のローソン店舗で「JCBプレモカード」へのチャージサービスなどを提供している。
同社では、新設するキャナルペイメントサービスとともに、オンライン決済サービス事業などを通じ、キャッシュレス決済の促進を進めていくとしている。