ブロックチェーン開発のソラミツは3月29日、Linux Foundationのオープンソースプロジェクト「Hyperledger Iroha(いろは)」の開発に、NTTデータやインテックなど5社が開発パートナーとして参画すると発表した。
開発パートナーとして参画するのは、INDETAIL、インテック、パナソニック、シーエーシー、NTTデータの5社。「いろは」を利用するユースケースの検討だけでなく、オープンソースとしての「いろは」の開発自体にも貢献する。
「いろは」は、昨年9月にNTTデータやイスラエルのブロックチェーン企業COLU等を賛同企業としてHyperledgerプロジェクトに提案され、IBM等のFabric、IntelのSawtooth Lakeに続いて世界で3番目に採用された。
「いろは」の主な特徴として、デジタルなアセットを簡易に管理できる機能、モバイルアプリ開発向けライブラリーの提供、IoTデバイスに組み込みやすい点などがあるという。
ソラミツでは今後、開発パートナーとの協力により、さらなる機能の拡張、性能の向上、ユースケースの多様化に対応する仕組みの構築を目指すとしている。