三井住友銀行は3月13日、今春にも法人顧客向けに、外出先で残高照会や振込ができるスマートフォンアプリをリリースすると発表した。法人向けのスマホアプリは日本初。
同行の法人向けインターネットバンキングサービス「パソコンバンクWeb21」において、専用アプリを利用した決済サービスを提供する。月額料金は無料。
具体的には、残高照会や入出金明細照会、振込・振替サービスが利用できる。また、不正取引の防止のために、振込時にワンタイムパスワードが必須となるという。
すでに「パソコンバンクWeb21」を契約している場合で、Web上での手続きが可能な場合は、申込書の提出も不要。
以下に、三井住友銀行のニュースリリースを引用する。
邦銀初、スマートフォンアプリを利用した法人向け決済サービスの提供開始について
三井住友銀行
2017/3/13
株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅、以下「三井住友銀行」)、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:渕崎 正弘、以下「日本総研」)は、法人のお客さま向けインターネットバンキングを外出先等でも、より簡単・便利にご利用いただくことを目的に、2017年春ごろを目途に、法人向けインターネットバンキング「パソコンバンクWeb21」において、スマートフォンで専用アプリを利用した決済サービスの提供を、月額料金無料で取扱開始します。
今回の取扱開始により、従来、パソコンにてご利用いただいていた各種サービスのうち、照会サービス(残高照会、入出金明細照会)や振込・振替サービスを、スマートフォン専用アプリをダウンロードいただくことで、ご利用が可能(※)となります。
また、不正取引の防止を鑑み、スマートフォンでの振込時にワンタイムパスワードを必須とする等、セキュリティ環境も整えております。
(※)既に「パソコンバンクWeb21」をご契約のお客さまのうち、Web上でのお手続きが可能な場合は、申込書のご提出なく、専用アプリ(追加料金無料)がご利用可能です。
三井住友銀行及び日本総研では、今後もお客さまのニーズに合わせたサービスを提供していくことで、お客さまにとって利便性の高いサービス提供に努めてまいります。
(以下、省略)