TISは2月27日、日本生命がTISの医療データ標準化サービス「Assess(アセス)」を採用したと発表した。
「Assess」は、医師によって表現が異なる診断書に記載された傷病名や手術・処置名を、医療辞書・マスターを元に自動で標準化するクラウドサービス。
傷病名の特定率で93%、手術名の特定率で98%という高い特定性能を誇り、支払査定業務の査定工数/査定期間の短縮が可能になるという。
「Assess」を活用した日本生命のシステムは2018年1月に稼動する予定。
以下に、TISのニュースリリースを引用する。
日本生命保険相互会社が、TISの医療データ標準化サービス『Assess(アセス)』を採用
~ 傷病名特定率93%、手術名特定率98%を誇る支払査定業務のソリューションで、業務の効率化・スピードアップを目指す ~
TIS
2017/2/27
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野徹、以下 TIS)は、日本生命保険相互会社(本店:大阪府大阪市、代表取締役社長:筒井 義信、以下 日本生命)から、TISの医療データ標準化サービス『Assess(アセス)』を受注したことを発表します。
『Assess』は、医師によって表現が異なる診断書に記載された傷病名や手術・処置名を標準化し、保険会社が設定した個社コードに変換するまでの一連の作業を、医療辞書・マスターを元に自動化するクラウド形式のサービスです。
生命保険業界では既に5社での導入実績があり、傷病名の特定率で93%、手術名の特定率で98%という高い特定性能を誇ります。また、『Assess』の100万語を超える医療辞書/医療マスターは、常に最新内容に更新されています。『Assess』を活用することで、生命保険会社は、支払査定業務の査定工数/査定期間の短縮と、正確な支払査定が可能になります。
『Assess』を活用した日本生命のシステムは2018年1月に稼動する予定です。
『Assess』を活用することにより日本生命では、医学知識が必要な査定工程にて、自動的に傷病名、手術名を個社コード変換できる割合が増加し、支払請求から支払までの期間短縮、効率化の実現が期待されます。また、支払請求件数が多い時でも安定した支払査定業務の継続が期待されます。
(以下、省略)