松井証券は2月27日、AI技術に強みを持つスタートアップ企業Alpacaと提携して、AIを活用したFX向け情報ツールを提供すると発表した。
Alpacaは2016年3月から、AIによって投資アルゴリズムを自動生成するアプリケーション「AlpacaAlgo」を提供しているが、今回の提携では、「AlpacaAlgo」に独自の改良を加えた情報ツールを開発して個人顧客に提供する。
以下に、松井証券のニュースリリースを引用する。
松井証券、Al技術を活用したFX向け情報ツールの提供を発表
松井証券
2017/2/27
松井証券(http://www.matsui.co.jp/、以下「当社」)は、AlpacaJapan株式会社(東京都港区、代表取締役:林 佑樹、以下「Alpaca」)との提携により、Alpacaが得意とする高度なAI技術を活用したFX向け情報ツールをインターネット証券で初めて、個人投資家へ提供することになりましたのでお知らせいたします。
Alpacaはシリコンバレーと東京に拠点を置く、金融とAI(人工知能)の融合に取り組むスタートアップで、GTC JapanのEmerging Company Summit 2016 Tokyoで最優秀賞を受賞するなどFinTech分野において注目される企業の1社です。深層学習(ディープラーニング)などのAI技術に加えて、ビッグデータ解析や金融向けデータ・ストレージなどの技術にも強みを持っており、AIによって投資アルゴリズムを自動生成するウェブアプリケーション「AlpacaAlgo」を2016年3月から提供しています。本提携では、FX(外国為替証拠金取引)に対応した「AlpacaAlgo」に当社独自の改良を加えた情報ツールを開発し、顧客に提供します。サービス開始は本年5月の予定です。
松井証券は、AIを始めとしたFinTechが金融ビジネスを大きく変革していく可能性を信じて、積極的な関与を続けていくことで、今後も個人投資家の利益に資するサービスの拡充に努めてまいります。
以上
(以下、省略)