日本生命は12月16日、個人保険の営業活動を支援する「訪問準備システム」について、特許を取得したと発表した。
このシステムは、営業職員携帯端末「REVO」に搭載されており、顧客や世帯の情報、既契約情報、営業職員による訪問や手続き等の履歴を1画面に集約・表示することができるという。
さらに約1,000万名の既契約の顧客情報を統計分析することで、約500に細分化した顧客セグメントごとの加入傾向やニーズを抽出できる。
同社では今後、営業職員をサポートする機能の更なる高度化に取組んでいくとしている。
以下に、日本生命保険のニュースリリースを引用する。
「訪問準備システム」の特許取得について
日本生命保険
2016年12月16日
日本生命保険相互会社(社長:筒井義信、以下「当社」)は、個人保険の営業活動において使用しております「訪問準備システム」(以下「当システム」)について、日本における特許を取得しましたので、お知らせいたします(特許第6035404号)。
当システムは、平成24年4月に導入した、営業職員携帯端末「REVO」に搭載されており、お客様や世帯の情報、既契約情報、営業職員による訪問や手続き等の履歴を1画面に集約・表示することができます。
更に、当システムでは、約1,000万名の既契約のお客様情報を統計分析することで、約500に細分化したお客様セグメントごとのご加入傾向やニーズを抽出しています。このデータをもとに、それぞれのお客様に合わせて、約2,000種類に及ぶ最適な活動アドバイスメッセージを表示できる独自の機能を有しており、営業職員のコンサルティング活動をサポートしています。
今後は、当社と接点のある全てのお客様(約4,000万名)に対する、約5万名の営業職員の日々の訪問活動やご提案履歴のビッグデータから、新たに導入する人工知能
(AI)が最適な活動モデルを分析し、営業職員をサポートする機能の更なる高度化に
取組んでまいります。
なお、当社の特許取得は、平成25年度に取得した「保険金・給付金の請求勧奨案件生成システム」、平成27年度に取得した「営業支援システム」に続き、3件目となります。
当社では、これからも新しい商品・サービスやシステムの開発を通じ、お客様への「安心・安全」の提供に努めてまいります。
以上
(以下、省略)