SBI証券は12月14日、LINEを活用した法人向けカスタマーサポートサービス「LINE Customer Connect」を金融機関として初めて採用し、AIを活用した対話型FAQサービスの提供を開始すると発表した。
以下に、SBI証券のニュースリリースを引用する。
金融業界初!!LINEアカウントでAIエンジンを活用した対話型FAQサービスの提供を開始
株式会社SBI証券
2016年12月14日
株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村 正人、以下「当社」という。)は、12月14日(水)より、LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出澤 剛)のコミュニケーションアプリ「LINE」を活用した法人向けカスタマーサポートサービス「LINE Customer Connect」を金融機関として初めて※1採用し、AIエンジンを活用した対話型FAQサービスの提供を開始いたしましたので、お知らせいたします。
本サービスは、当社が新たに開設した「SBI証券 カスタマーサポート」LINE公式アカウントを「友だち追加」することで、どなたでも無料でご利用いただけます。お客さまよりいただいた口座開設方法などの当社サービスに関する質問は、「LINE Customer Connect」が連携する株式会社PKSHA Technology(本社:東京都文京区、代表取締役社長:上野山 勝也)の子会社である、株式会社BEDORE(本社:東京都文京区、代表取締役社長:安野 貴博)の汎用型対話エンジン「BEDORE」(ベドア)を通じて言語解析・処理が行われ、高い精度で適切な回答が自動表示されます。
同エンジンは、お客さまからの質問内容を理解する自然言語処理機能に加え、最先端の深層学習(ディープラーニング)機能を搭載しており、お客さまからの質問と回答内容を検証することによって自動学習を繰り返し行うため、今後、回答内容のさらなる精度向上が期待されております。このたびの対話型FAQサービスの提供により、お客さまはコールセンターに問い合わせいただかなくても、簡単・迅速に疑問を解決できるようになり、当社のカスタマーサポートの大幅なサービス向上が実現できるものと期待しております。
当社はこれまでも顧客中心主義の経営理念のもと、若年層を中心に圧倒的な支持を得ているLINEを活用した取組みを推進しており、証券業界において初めてLINE公式アカウントを開設したほか、LINE ビジネスコネクトを活用した株価照会、約定通知、発注など、LINEと証券を融合したサービスを提供してまいりました。
今後も引き続き、「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供するべく、さらなる改善を実施し、より良い投資環境の提供に努めてまいります。
※1 2016年12月14日時点当社調べ
※2 QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
(以下、省略)