大日本印刷(DNP)は9月6日、金融機関のサイバーセキュリティ対策に必要となる、ソフトウエアやハードウエア、研修などをパッケージ化して販売すると発表した。
今回パッケージして販売するのは3つのサービス。DNPが、近年の金融機関への攻撃手法の傾向を分析し、即効性のある対策を中心にメニュー化したという。
具体的には、 DDoS攻撃対策に焦点をあてた「Webサイトへの攻撃対策パッケージ」と、マルウェアを使った標的型攻撃などに焦点をあてた「マルウェア攻撃対策パッケージ」、CSIRT要員向け実践演習などを行う「教育/実践演習パッケージ」の3つ。
DNPでは今後、リスク評価や対策といったコンサルティングサービスなどをサービスラインアップに追加した上で、今後3年間で30金融機関へのパッケージを導入し、20億円の売上を目指すとしている。