保険ショップ「保険クリニック」を運営するアイリックコーポレーションは9月6日、スマートフォンのカメラで撮影した生命保険証券を自動で分析するアプリの開発に着手したと発表した。
開発する「生命保険証券自動分析アプリ」は、スマートフォンで撮影された保険証券の画像からOCRで文字を読み取り、その書式に合わせて自動で「生命保険証券分析シート」を作成するアプリ。
「保険クリニック」が16年間で25万件以上の保険証券を分析してきたデータやノウハウを活用する。標準化した分析シートを出力することにより、様々な保険募集の場面で、顧客とコンサルタントの双方の理解を深めることができるという。
アイリックでは現在、自社開発した保険商品比較・推奨販売システム「AS-BOX」を、銀行等の金融機関を中心に全国の乗合代理店300社以上に提供している。
今回のアプリ開発では、アイリックが代理店向けに提供するシステムの保険証券分析機能と、グループ会社が開発した人工知能OCRスキャナーを組合せて開発するという。