アクセンチュアは、今回で3回目となるプログラム「アジア・パシフィック 先進金融テクノロジーラボ(FinTech Innovation Lab Asia-Pacific)」を開催し、FinTech企業8社に対して、12週間のメンタリングプログラムを開始したと発表した。
このプログラムは、アクセンチュアと世界の大手金融機関が共同で2016年6月に香港に設置したもの。 今年のプログラムでは、バンクオブアメリカ、BNPパリバなどの12社がパートナーを務めているほか、野村グループ、三井住友FGなどが準パートナーとして参画している。
プログラムに選定されたFinTech企業8社は、パートナー金融機関によるメンタリングのほか、ワークショップ、パネルディスカッション、製品開発、ビジネス展開に向けたコーチングセッションを受けることができる。また、プログラム終盤には、8社のうち5社が選定され、投資家や金融機関の経営層に対して、自社のサービスをプレゼンできるという。
今年選定されたのは、インターネット経由で予測分析型投資プラットフォームを提供する「HedgeSPA」、口座開設業務の合理化や業界共通の本人確認の手段を提供する「KYC-Chain」など8社。
日本からは、不正・マネーローンダリングなどの犯罪行為の検知を支援する「SIORK」が選定されている。
(参照)アクセンチュアのニュースリリース
https://www.accenture.com/jp-ja/company-news-releases-20160830