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世界20カ国以上が参加する「FinTechハブ連盟」が発足

世界のFinTechエコシステムを育成することを目的に、世界の20以上のFinTech支援組織が協力して、国際的なFinTech支援組織「グローバルFinTechハブ連盟(Global FinTech Hubs Federation:GFHF)」を立ち上げることになった。

発起人となったのは、2009年にSWIFTの技術革新部門としてに設立された「Innotribe」と、2014年にイギリスのFinTechコミュニティを代表する独立組織として設立された「Innovate Finance」。

GFHFでは、世界中のFinTechハブ(支援組織・コミュニティなど)が相互に協力することにより、各国のFinTech間の情報共有やコラボレーションを促進するという。

具体的には、各国のFinTechハブ間のブリッジ(連携基盤)を構築するほか、ベストプラクティスの共有や知識の標準化を図るために、中立で国際的なコラボレーションプラットフォームを提供する。

初期の参加者は23組織。イギリス、ドイツ、ベルギー、シンガポール、オーストラリア、中国、トルコ、ナイロビなど、世界各国からFinTech関連組織が参加している。現在のところ、日本のFinTech関連組織は加盟していない。

GFHFは、9月にジュネーブで開催されるSWIFT国際銀行業務セミナーで正式に発足する予定で、その後、Sibosなどのイベントにおいて存在感を示したいとしている。

日本のFinTechエコシステム育成のためにも、日本からのGFHF加盟が望まれるところだ。

(参照)Global FinTech Hubs Federationのニュースリリース

http://thegfhf.org/

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