住信SBIネット銀行は6月17日、中国の電子決済サービス大手Alipayとサービス利用契約の締結に合意したと発表した。
同行は今回の提携により、Alipayを利用して個人事業主や中小法人顧客のニーズに応じた新サービス開発を推進するとしており、具体的なサービスは今後両社にて協議するとしている。
Alipayは、世界で最も大きい決済プラットフォームとして、4.5億人以上のユーザーが利用中。オンライン決済のほかに、スマートフォンにバーコード・QRコードを表示させるリアル店舗向けの対面決済サービスなどを展開している。
以下に、住信SBIネット銀行のニュースリリースを引用する。
中国の電子決済サービス最大手Alipayとのサービス利用契約締結について
住信SBIネット銀行
2016年6月17日
住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山法昭、以下「住信SBIネット銀行」という)と、中国・??金融服?集?(本社:中国浙江省、社長:彭 蕾、以下「ANT FINANCIAL」という)傘下の電子決済サービス支付宝(Alipay)は、電子決済サービス支付宝(以下、「アリペイ」という)に係るサービス利用契約の締結に合意しましたので、お知らせいたします。
住信SBIネット銀行は、今回の提携により、アリペイを利用して、更なる金融サービス充実に向けて、個人事業主や中小法人のお客さまのニーズに応じた新サービス開発を推進してまいります。詳細は今後両社にて協議の上決定してまいります。
【ANT FINANCIAL及びアリペイについて】
2014年に設立されたANT FINANCIALは、2004年から中国にて開始したEC決済サービスのアリペイを中核ビジネスとしています。
アリペイは、世界で最も大きい決済プラットフォームとして、4.5億人以上のユーザーが利用しています。オンライン決済の他に、スマートフォンにBARCODE・QRコードを表示させるリアル店舗向けの対面決済サービス等、中国本土の70万の加盟店および、海外の6万の加盟店で利用されています。中国国内のモバイル決済市場の70%以上のマーケットシェアを持っており、一日の平均取扱件数は1.5億件を超えています。
住信SBIネット銀行は、お客さまに常にご利用いただける「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめてまいります。
以上
(以下、省略)