SBIホールディングスは5月19日、米国の大手ブロックチェーン企業Ripple Labsと共同で、日本を含むアジア地域を事業対象としたSBI Ripple Asiaを設立し、営業を開始したと発表しました。
Rippleは、ブロックチェーン技術を活用した次世代決済基盤「リップルコネクト」を開発し、海外の大手金融機関に向けて提供中。
以下に、SBIホールディングスのニュースリリースを引用します。
ブロックチェーン技術を活用した次世代決済基盤を提供する「SBI Ripple Asia」設立のお知らせ
SBIホールディングス
2016年5月19日
当社は、ブロックチェーン技術を活用した次世代決済基盤を開発、提供しているRipple Labs Inc.(本社:米国サンフランシスコ、CEO:Chris Larsen、以下「リップル社」)と共同で、日本を含むアジア地域を事業対象としたSBI Ripple Asia株式会社を設立し、営業を開始いたしましたので、お知らせいたします。
リップル社は、世界有数の経済誌Forbesの「The Fintech 50」にも選定されたFinTech分野を先導するベンチャー企業の一社です。『Internet of Value』をコンセプトに掲げ、通貨や金融システムのイノベーションを推進しており、ビットコインに次ぐ時価総額を誇る暗号通貨XRPの発行、運営を行う暗号通貨の第一人者としてのみならず、暗号通貨取引における基盤技術であるブロックチェーン技術を活用した、革新的な次世代決済基盤「リップルコネクト」を開発し、海外の大手金融機関に向けて提供を行っております。
当社は、リップル社に対して出資を行うとともに、日本及びアジア地域での事業展開を行う合弁会社としてSBI Ripple Asia株式会社を設立し、日本及びアジア地域においてブロックチェーン技術を活用した決済基盤の提供を開始致します。
日本においては、国際送金事業を手掛けるSBIレミット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:安藤 伸生)を皮切りに、各種金融機関・送金事業者へのソリューション提供を行います。また、「リップルコネクト」及び今後開発されるリップル社の各種ソリューションの金融機関への拡販のほか、日本及びアジアでの独自ソリューションも開発し、展開してまいります。
【新会社の概要】
- ・名称:SBI Ripple Asia株式会社
- ・ロゴ:
- ・所在地:東京都港区六本木1丁目6番1号 泉ガーデンタワー18階
- ・代表者の役職・氏名:代表取締役:沖田 貴史
- ・事業内容:ブロックチェーン技術を活用した各種フィンテックソリューションの企画、開発、制作、販売、保守、運用、輸出入、およびそれらに関するコンサルティング業務
- ・設立年月日:2016年5月18日
- ・資本金:500百万円(資本準備金を含む)
- ・出資比率(予定):
- SBIホールディングス株式会社 60%
- Ripple Labs Inc. 40%
(以下、省略)