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みずほFG、FinTechのアドバイザリーコミッティを設置

みずほフィナンシャルグループは5月13日、FinTechなどの新たなテクノロジーへの対応を強化するために、各分野の有識者から構成されるアドバイザリーコミッティを設置すると明らかにした。

このアドバイザリーコミッティの設置により、自前主義にこだわらず、迅速かつ非連続な発想をもとに新たな金融ビジネスを創出することを目指す。

また、併せて2015年7月に新設した「インキュベーションプロジェクトチーム」の担当役員を議長とした会議体「FinTech協議会」も発足させる。この協議会では、企業との新たな協業を検討するほか、有識者の外部知見を活用し、先進的なサービス提供に向けて取り組む。

具体的には、従来の金融ビジネスである「ファイナンス」・「資産運用/管理」・「決済」の事業領域以外に、「ビッグデータ」・「人工知能(AI)」・「UI・UX」といった技術的な切り口からも検討を行う。

みずほFGでは、昨年「みずほFinTechフォーラム」を開催し様々な企業との協業を進めるなど、FinTech分野におけるオープンイノベーションの取組みを強化している。

同FGでは今後、「国内外のスタートアップ企業や新技術の動向、情報の収集」、「外部の知見を活用した目利きや早期のシステム連携・導入」等を通じ、「新しい金融ビジネスの創出」に向け、さらに積極的に取り組んでいくとしている。

(参照)みずほフィナンシャル・グループのニュースリリース

http://www.mizuho-fg.co.jp/release/pdf/20160513_7release_jp.pdf