福島の大東銀行、日立の共同利用型勘定系システム「NEXTBASE」へ移行

大東銀行が日立の地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」を活用した新基幹系システムを稼働開始
日立の統合チャネルソリューション「FREIA21+ for NEXTBASE」を活用した新営業店システムも同時に稼働開始

株式会社大東銀行
株式会社日立製作所
2016年5月6日

株式会社大東銀行(取締役社長:鈴木 孝雄／以下、大東銀行)は、このたび、株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭／以下、日立)が提供する地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」*1(ネクストベース)を活用した新基幹系システムの稼働を、5月6日から開始しました。

また、日立が提供する統合チャネルソリューション「FREIA21+ for NEXTBASE」*2(フレイア21プラス フォア ネクストベース)を活用した新営業店システムも、同時に稼働を開始しました。

*1 NEXTBASE:Hitachi NEXT BAnking Solution for Excellent regional banks。
*2 FREIA21+ for NEXTBASE:Financial REtailing Delivery System of Information-Advance21+ for NEXTBASE。 「NEXTBASE」加盟行向けに、日立の統合チャネルソリューション「FREIA21+」を適応させた「NEXTBASE」の標準営業店システム。

大東銀行は、新システムの稼働開始により、以下の取り組みを実現していきます。

1.お客さま向けサービスのさらなる向上

システムの拡張性や柔軟性に優れた共同アウトソーシングサービスを利用することにより、大東銀行のノウハウを生かした自由な商品設計が可能となります。これにより、個人インターネットバンキングやコンビニATMの24時間対応などを実現しました。今後もお客さまのニーズに応じた商品・サービスを従来以上に迅速かつ安全に提供しサービス品質向上を図ってまいります。

2.業務継続性の強化

「NEXTBASE」は、最新のハードウェア、ソフトウェアを採用しているため、信頼性の高いシステム運用を行っています。また、バックアップセンターを有する2センター構成を採用しており、万一の大規模災害時にも迅速な復旧が可能です。これらにより、システムの安定稼働を維持し、業務継続性の強化を実現します。

3.経営の効率化

定型化している銀行の基幹系システムを共同化することにより、制度変更への対応や、新規サービスの開発効率の向上を実現し、システム開発・運用にかかる負荷やコストを削減します。これにより、経営資源を戦略的なIT分野やコア業務へ集中することで、経営基盤の一層の強化を図ります。

日立の「NEXTBASE」は、大東銀行を含む第二地方銀行12行が加盟し、社団法人第二地方銀行協会加盟行向けとしては業界最大規模*3の共同アウトソーシングサービスです。日立は、今後も「NEXTBASE」および「FREIA21+ for NEXTBASE」における先進的な機能の追加を継続しつつ、安全かつ安定したソリューションを提供していきます。また、金融機関向けのシステム構築ノウハウを生かし、基幹系システムや営業店システムのみならず情報系システム分野まで、「NEXTBASE」での共同化範囲を拡大するなど、銀行におけるお客さまへのサービス品質の向上や経営効率化に貢献していきます。

*3 日立調べ(2016年5月6日現在)

■「NEXTBASE」について

日立の「NEXTBASE」は、勘定系、外接系などの基幹系システムを、地域金融機関向けに共同利用型で提供しているサービスです。また、各種情報系システムとの連携を円滑に行うための統合データベースシステムのほか、インターネットバンキングシステムを実現するサービスなど、採用行の経営戦略を実現するための各種サービスをメニュー化しています。
http://www.hitachi.co.jp/NEXTBASE/

（以下、省略）