鹿児島銀行は4月26日、同行とサザンウィッシュ社などが共同開発した医療介護営業支援システム「Trovo-medical」について、みずほ銀行が利用を開始したと発表しました。
サザンウィッシュは、平成27年4月に鹿児島銀行、野村総研、インビオなどが共同出資し設立した合弁会社。
同社と鹿銀などが開発したTrovo-medicalは、全国の医療機関・介護施設・調剤薬局の施設基準や施設に付随する最新情報の検索、医療マーケット分析等のほか、厚生労働省が提言する地域包括ケアシステムの可視化を目指した医療介護営業支援システムです。
みずほ銀行では、医業関連法人やオーナー向けへの営業推進企画および営業活動によって取得した情報の蓄積等に役立てることを目的としています。
医療・介護分野は、日本において成長が期待できる数少ないマーケットの1つ。今後、導入する金融機関が拡大していくか注目です。
以下に、鹿児島銀行のニュースリリースを引用します。
株式会社みずほ銀行における「Trovo-medical」の利用開始について
鹿児島銀行
2016年4月25日
鹿児島銀行(頭取 上村基宏)と株式会社サザンウィッシュ(本社 東京都中央区、代表取締役社長 徳留健朗)が共同開発した医療介護営業支援システム「Trovo-medical」について、株式会社みずほ銀行が下記のとおり利用を開始しましたのでお知らせします。
記
1.利用の目的
医業関連法人やオーナー様向けへの営業推進企画および営業活動によって取得した情報の蓄積等に役立てる。
2.利用開始日
平成28年3月30日(水)
(ご参考)
(1)Trovo-medicalは、全国の医療機関・介護施設・調剤薬局の施設基準や施設に付随する最新情報の検索、医療マーケット分析等のほか、厚生労働省が提言する地域包括ケアシステムの可視化を目指した医療介護営業支援システム。製薬会社や不動産管理会社においても本システムの導入実績がある。
(2)株式会社サザンウィッシュは、当行および株式会社野村総合研究所(代表取締役社長 此本臣吾)などが共同出資し、平成27年4月に設立した合弁会社。主に金融機関向けのシステム販売やコンサルティングを行なっており、フィンテック企業として先進的なシステム開発を行なっている。
以上
(以下、省略)
(参照)鹿児島銀行のニュースリリース
http://www.kagin.co.jp/library/pdf_release/newsh280426_045.pdf