企業間の電子取引プラットフォームを提供するインフォマートは4月25日、請求書授受のクラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」に機械学習を使った自動入金消込などの新機能を搭載したと発表しました。
この機械学習による自動入金消込機能は、入金情報の目視確認、会計システムへの手入力、売掛金残高の確認などの入金消込作業を、機械学習で自動的に行う新機能。利用者がインターネットバンキングから入金データを取得し、「BtoBプラットフォーム 請求書」にアップロードすると、自動的に入金消込を行います。
請求先と異なる振込口座名義や振込手数料が差し引かれた入金データなど自動消込ができなかったデータを修正すると、システムが機械学習し、次回以降は自動で入金消込が可能になります。
またその他に、「BtoBプラットフォーム 請求書」を利用する企業間でチャットを利用した入金漏れの連絡や支払督促ができる新機能も併せてリリースしています。
以下に、インフォマートのニュースリリースを引用します。
5万5千社が利用する※1「BtoBプラットフォーム 請求書」「機械学習で入金消込」「チャットで支払督促」の新機能を提供開始
~請求業務のすべてをクラウド化、作業時間98%カットを実現~
インフォマート
2016年4月25日
企業間の電子取引プラットフォームを提供する株式会社インフォマート(東京都港区 代表取締役社長:村上勝照、以下「当社」)は、企業間で請求書の授受(発行と受領)ができるクラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」に機械学習を使った自動入金消込とチャットで取引先へ支払督促ができる新機能を搭載し、4月25日(月)より提供開始します。
機械学習による自動入金消込機能で大幅な時間短縮が可能に
請求書発行後の入金消込作業(入金情報の目視確認、会計システムへの手入力、売掛金残高の確認など) を機械学習で自動的に行う新機能です。この自動入金消込機能では、インターネットバンキングから入金 データ(全銀フォーマットまたはCSV)を取得し、「BtoBプラットフォーム 請求書」にアップロードすると、自動的に入金消込を行います。請求先と異なる振込口座名義や振込手数料が差し引かれた入金データなど自動消込ができなかったデータを手動で修正すると、入金消込のマッチングパターンをシステムが機械学習し、次回以降は自動で入金消込が可能になります。
チャットで未入金の督促が可能に
「BtoBプラットフォーム 請求書」を利用する企業間でチャットを利用した入金漏れの連絡や支払督促ができます。請求に関する社内の確認と取引先企業への連絡を同一システム内のチャットで行うことで業務効率を改善します。一つ一つの請求書に紐付くチャットが存在するため、それぞれの請求内容を混同するリスクが低くなります。
「BtoBプラットフォーム 請求書」で請求業務すべてを網羅
「BtoBプラットフォーム 請求書」に自動入金消込機能と支払督促機能が追加されたことで、請求業務にかかるすべての作業がこのシステム内で完結します。
手作業で月間1,000件の入金消込作業を行うと約67時間必要です。自動入金消込機能により手作業のほとんどを自動化し、約1時間程度で入金消込作業ができるようになりました。
また、従来電話やメールなど別のコミュニケーション手段で行っていた未入金や入金不足の連絡・督促をプラットフォーム内のチャットで進められるため、大幅なコミュニケーションコストの削減に繋がります。
< 「BtoBプラットフォーム 請求書」とは >
企業間における請求書の発行と受領をクラウド上で行うプラットフォームです。電子帳簿保存法に対応しており、企業規模問わず請求書の電子化・ペーパーレス化が可能になります。請求書の発行側と受領側が同じプラットフォームを利用しているため、企業間のやりとりを含めた請求業務のすべてが1つのシステム内で行えます。また、他社から発売される20以上の会計システムと20以上の販売管理システムへシステム連動できるため、入力作業の大幅な削減が可能です。
※詳細・利用料金・主な導入先等はホームページをご覧ください。
URL: http://www.infomart.co.jp/seikyu/
(以下、省略)