インフキュリオン・グループは4月4日、SBIインベストメントが運営する「FinTechファンド」を引受先とした第三者割当増資を実施したと発表しました。
インフキュリオングループは、決済・金融領域のコンサルティング事業を行うインフキュリオンと、クレジットカード決済センター事業を展開するリンク・プロセシング、カードビジネスの調査・出版・情報発信を行うカード・ウェーブの3社によって構成されています。
これまで、リンク・プロセシングは、資本業務提携先の複数企業から資金調達を実施していますが、今回はインフキュリオングループとして初の第三者割当増資となり、グループ全体での資金調達総額は約6億円になるとのこと。
今回の出資を受け同グループは、新たに会社を設立し、「生活と金融を紐づける領域に注目した貯金サービス」の提供を今秋から開始する予定です。具体的には、スマホ上で銀行口座の収支状況を管理できるサービスを始める模様。
以下に、インフキュリオン・グループのニュースリリースを引用します。
SBIインベストメントが運営する「FinTechファンド」を引受先とした第三者割当増資を実施
株式会社インフキュリオン・グループ
2016年4月4日
株式会社インフキュリオン・グループ(本社:東京都千代田区、代表取締役:鎌田大輔,丸山弘毅、以下「ICG社」)は、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾吉孝)の子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島克哉、以下「SBIインベストメント」)が運営する「FinTechファンド」を引受先とした第三者割当増資を実施しました。
ICG社は、決済・金融分野における最先端のノウハウおよび豊富な実務経験を持つ企業グループです。主に決済・金融領域のコンサルティング事業を提供する「株式会社インフキュリオン」と、クレジットカード決済センター事業を展開する「株式会社リンク・プロセシング」、カードビジネスの調査・出版・情報発信を行っている「株式会社カード・ウェーブ」の3グループ会社によって構成されています。
これまで、グループ会社のリンク・プロセシングは、資本業務提携先の複数企業から資金調達を実施しています。今回はICG社として初の第三者割当増資となり、グループ全体での資金調達総額は約6億円になります。
今回の出資を受けICG社は既存事業のさらなる推進に加え、新会社を設立し、生活と金融を紐づける領域に注目した貯金サービスの提供を今秋から開始する予定です。
ICG社は、SBIグループの成長分野への投資実績や今後のFinTech導入・活用に向けた推進力などに期待し、グループ初の第三者割当増資の引受先としてFinTechファンドを選定しました。
今後もICG社は「決済・金融領域のイノベーション」実現に向け、様々な企業とともにオープンイノベーションを促進させ、ますますビジネスを加速させてまいります。
【ICG社の事業領域について】
ICG社は、決済・金融領域のコンサルティング事業を提供する「株式会社インフキュリオン」と、クレジットカード決済センター事業を展開する「株式会社リンク・プロセシング」、カードビジネスの調 査・出版・情報発信を行っている「株式会社カード・ウェーブ」の3グループの経営を通じて、決済・金融領域のイノベーションを推進する企業グループです。今後は、既存事業に加えそれぞれの事業シナジーを活かした新規事業開発を行っていきます。
【FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合の概要】
(SBIインベストメントのコメントより)同ファンドはITを活用した革新的な金融サービスFinTech領域の有望なベンチャー企業への投資を目的に、SBIインベストメントが2015年12月に新たに設立したファンドです。出資者(主に金融機関やFinTechに関連する事業会社)と投資先企業とのオープンイノベーションを支援し、投資先企業のバリューアップを行うと共に、出資者によるFinTechの導入・活用を推進してまいります。
(以下、省略)
(参照)インフキュリオン・グループのニュースリリース
http://infcurion.com/wp-content/uploads/2016/04/8a78bf337bb8214754b9d3217bd199d3.pdf