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米国通貨監督庁(OCC)、FinTechに対する新たな監督の枠組みを検討へ

米ウォールストリートジャーナル等の複数の報道によると、米国の銀行規制当局である通貨監督庁(OCC)が、今週中にFinTechに関する新たな白書をリリースし、FinTechに対する新たな監督の枠組みを検討することがわかりました。

具体的な最初のステップとしては、新たなFinTechのビジネスアイデアを、規制当局が客観的に評価・承認する枠組みを構築したいとのこと。

全世界でFinTechが急成長していますが、既存の金融機関とは異なり、FinTechに対する明確な監督・検査の枠組みは構築されていません。日本においても、今国会において仮想通貨取扱事業者への監督を強化する銀行法の改正案が審議される予定ですが、それ以外のFinTechに対する監督の枠組みについては、明確なものはありません。(既存の資金決済法等の枠組みで監督・検査が実施されています。)

今後、OCCがどのようなFinTech監督の枠組みを構築するか注目です。