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NEC、新たな金融サービスを創出する「FinTech事業開発室」を新設

NECは3月29日、FinTech関連事業を推進する組織として、本年4月1日に「FinTech事業開発室」を新設すると発表しました。全社注力事業の牽引やビジネスモデル変革の推進などを担う「ビジネスイノベーション統括ユニット」内に設立されます。

「FinTech事業開発室」では、NECにおける組織横断的なFinTech事業戦略の策定、オープンイノベーションを通じたFinTechサービスの開発、金融業・流通業・通信業や政府/自治体などとの協業による新規サービスの創出を進める予定。また、グローバル拠点と連携し、最新技術やマーケット動向の迅速な把握、パートナーとの協業、顧客との新ビジネスの実証などを行っていくとのこと。

「FinTech事業開発室」は、研究者および営業・マーケティング・ソリューションコーディネータなどのスキルを有する要員約20名の体制で活動を開始し、北米・シンガポール・インド・欧州等の拠点と連携しながらグローバルに事業を推進し、体制も順次拡充する予定です。

以下に、NECのニュースリリースを引用します。

NEC、「FinTech事業開発室」を新設
~FinTech関連事業をグローバルに展開~

日本電気株式会社
2016年3月29日

NECは、先進のICTを活用して新たな金融サービスを創出するFinTech(フィンテック、注1)関連事業を推進する組織として、本年4月1日に「FinTech事業開発室」を新設します。
当室は、全社注力事業の牽引やビジネスモデル変革の推進などを担う「ビジネスイノベーション統括ユニット」内に設立します。

「FinTech事業開発室」は、研究者および営業・マーケティング・ソリューションコーディネータなどのスキルを有する要員約20名の体制で活動を開始します。北米・シンガポール・インド・欧州等の拠点と連携しながらグローバルに事業を推進し、体制も順次拡充していきます。

「FinTech事業開発室」では、NECにおける組織横断的なFinTech事業戦略の策定、オープンイノベーションを通じたFinTechサービスの開発、金融業・流通業・通信業や政府/自治体などとの協業による新規サービスの創出を進めていきます。また、グローバル拠点と連携し、最新技術やマーケット動向の迅速な把握、パートナーとの協業、お客さまと新ビジネスの実証などを行っていきます。

昨今、様々な産業のデジタル化や消費者ニーズの多様化により、金融機能のデジタルイノベーションの推進が一層期待されています。

これを背景に、NECは社会課題の解決をめざした新たな金融サービス創造の推進体制を強化します。ファイナンシャル・インクルージョン(Financial Inclusion、注2)、地域経済の活性化、金融関連業務の生産性向上、サイバーセキュリティといった課題の解決を目指したFinTechサービスの事業開発・提供を進めていきます。

NECは、AI(機械学習・画像処理・自然言語処理ほか)、セキュリティ、生体認証などの分野における世界トップレベルの技術や、流通業・金融業等の基幹系システムで培った開発技術を有しています。これらとFinTech関連技術のオープンイノベーションによりサービス開発を推進します。

また、事業構想においては、社会ソリューション事業の強化を目的にデザイン思考や専門的な手法を用いてイノベーションを推進する「デザインセンター」(2015年4月に設立、注3)や先進技術を有する研究所と「FinTech事業開発室」が連携し、社外パートナーとの共創により、社会課題視点・顧客視点のサービス創造を強化していきます。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

(以下、省略)

 

(参照)NECのニュースリリース

http://jpn.nec.com/press/201603/20160329_01.html