ヤフーは3月25日、同社が運営する「Yahoo!ファイナンス」の投資信託情報ページを全面刷新したと発表しました。
今回の刷新により、国内の約5,000件の投資信託から個々の目的に合わせて簡単に検索できる「かんたん検索」機能や、利益やリスク(最大損失率)などから検索できる「詳細検索」機能のほか、利益など主要項目ごとに人気の商品が見つかる「ランキング」機能が新たに提供されています。
「Yahoo!ファイナンス」では、これまでも投資信託情報ページにて商品検索機能を提供していましたが、投資信託の名称や販売会社名で調べるなど、投資初心者にとっては少しハードルが高いものとなっていました。
ヤフーは今後、「初心者のためのやさしい投資のはじめかた」と題したコンテンツを近日中に開始するなど、金融情報サービスの提供においてユーザーの利便性をさらに高め、金融市場の活性化に貢献していくとしています。
以下に、ヤフーのニュースリリースを引用します。
Yahoo!ファイナンス、投資信託情報ページを全面刷新 約5,000件の投資信託商品から、目的に合わせた商品をワンタップで検索 見つけづらい投資信託情報を、“初心者でも見つけやすく”
~ マイナス金利時代、貯蓄よりも投資へ。4月から始まる「ジュニアNISA」でも
投資信託は注目。初めて投資をする人向けの情報コンテンツも近日公開 ~
ヤフー株式会社
2016年3月25日
ヤフー株式会社が運営する日本最大級の金融情報総合サイト「Yahoo!ファイナンス」は、3月24日に投資信託情報ページを全面刷新しましたので、お知らせします。これにより、個々の目的に合わせた商品検索などが可能になり、日本国内に約5,000件ある投資信託商品から自分にピッタリな商品を見つけやすくなります。
昨年12月末時点のNISA口座開設数は前年比19.6%増の987万口座、買付額は同116.5%増の6兆4,465億円(※1)となっており、個人の投資実績が増加しています。また、今年4月からは「ジュニアNISA」を通じた取引が可能になるため、さらなる投資機運の高まりが予想されます。
「Yahoo!ファイナンス」では、これまでも投資信託情報ページにてさまざまなコンテンツを提供(※2)し、商品検索機能もありましたが、投資信託の名称や販売会社名で調べるなど、投資初心者にとっては少しハードルが高いものでした。このたびのリニューアルでは、主に下記3点のサービス提供を通じて投資信託の情報収集もっと便利にしてまいります。
<リニューアル概要>
1. 初心者でも楽々見つかる!ワンタップで「かんたん検索」
「かんたん検索」では「利益とリスクから探す」「目的から探す」「データから探す」という3つの機能を提供しています。例えば、「目的から探す」なら“引越し金額”“子どものため”など身近なテーマを6つご用意しており、投資信託に馴染みがない方でも、それぞれのテーマをワンタップするだけで、毎月の積立金額など何も入力する手間なく、目的に合わせた投資信託商品を簡単に見つけることができます。
2. 上級者にも嬉しい!自分好みが見つかる「詳細検索」
投資信託商品の購入経験があるような中上級者の方には「詳細検索」が便利です。“利益(リターン)”だけでなく、“リスク(最大損失率)”も含めた両方の観点で投資期間に応じた自分に合った商品を検索することが可能で、リスクの観点から商品を探すことができる機能はほとんど例がありません。
3. 利益など主要項目ごとに人気の商品が見つかる「ランキング」
「ランキング」では、過去1年の利益率や過去1ヶ月の資金流出入などいくつかの主要な項目ごとに注目の投資信託商品をランキング形式で探すことができます。
このほか、「初心者のためのやさしい投資のはじめかた」と題したコンテンツを近日中に開始予定です。「株式」「投資信託」「FX」という3つのジャンルに分け、マンガ形式などわかりやすい伝え方で、これから投資を始めたい人に役立つ情報を提供します。本コンテンツは、投資信託情報ページなど「Yahoo!ファイナンス」のさまざまな情報ページから閲覧できるようにしてまいります。
「Yahoo!ファイナンス」では、今後も金融情報サービスの提供においてユーザーの利便性をさらに高め、金融市場の活性化に貢献してまいります。
※1 金融庁:NISA口座の開設・利用状況調査(平成 27 年 12 月 31 日時点(速報値))より
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20160219-1/01.pdf
※2 リニューアル前は、1999年よりモーニングスター株式会社と提携して情報提供
(以下、省略)