モーニングスター、ロボアドバイザーを活用した投資助言サービスを提供

「ロボ・アドバイザー」運用ツールを活用した確定拠出年金加入者向け投資助言サービスの提供開始について

モーニングスター
2016年3月14日

投資信託評価情報をはじめとした総合金融情報を提供するモーニングスター株式会社（本社：東京都港区、代表者：朝倉 智也　以下：当社）は、100％出資子会社で投資助言業を登録しているモーニングスター・アセット・マネジメント株式会社（本社：東京都港区、代表者：朝倉 智也、関東財務局長（金商）第1106号）を通じて、確定拠出年金加入者向けに、「ロボ・アドバイザー」運用ツールにより、加入者の掛け金ならびに積立金の最適な資産配分と具体的な商品選定の投資助言サービスを開始いたします。

昨今、「金融」と「IT」を組み合わせた「フィンテック（Fintech）」に注目が集まる中、その代表例である「ロボ・アドバイザー」による運用ツールを、確定拠出年金加入者向けに提供するのは、国内初の取り組みとなります。

このたび当社が提供する「ロボ・アドバイザー」運用ツールは、既に数社の投資信託の販売金融機関が導入しており、確定拠出年金加入者向けには、当該機能をカスタマイズして提供いたします。

当社のこれまでの確定拠出年金採用企業向けのサービスは、商品ラインナップ分析、加入者への投資教育セミナー、商品の分析評価情報などを提供してきており、「ロボ・アドバイザー」運用ツールによる投資助言サービスを付加することで、様々な角度から加入者の適切な資産形成に貢献できると考えております。

確定拠出年金制度は、2001年10月の制度開始以来、企業型年金の実施事業主数は2016年1月末現在で21,403社、加入者数は2015年12月末現在で5,473千人の規模に拡大しております（出所：厚生労働省）。確定拠出年金制度の先進国である米国では、米国モーニングスターが確定拠出年金の投資教育・投資助言サービスの分野で圧倒的な地位を占めております。

今後は、確定拠出年金採用企業向けサービスに加え、個人型確定拠出年金の法案改正を見据え、大幅な加入者増が期待される個人型確定拠出年金市場においても、総合的な投資教育ならびに投資助言サービスを提供していく予定です。

なお、当期の連結業績に与える影響は軽微であります。
次期以降の当社グループの損益への影響は未定ですが、大きく成長する可能性があります。

（以下、省略）