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百五銀行、野村総研のインターネットバンキングサービス「ValueDirect」を導入

野村総合研究所は3月10日、三重県の百五銀行にインターネットバンキングサービス「Value Direct」を導入したと発表しました。これにより百五銀行は、Value預金、投資信託、外貨預金、ローン等、個人向けの取引サービスに対応した、新たな個人向けインターネットバンキングサービスを3月14日から開始します。

今回、百五銀行に導入した「Value Direct」は以下のような特長を有します。

  • 預金:スマートフォンでの通帳閲覧と定時定額振込
  • 投資信託:積立投信(投資信託の定時定額購入)手続き機能と電子交付
  • 外貨預金:口座開設と為替相場変動に対応するサービス
  • カードローン:預金口座とカードローン口座間の資金移動機能

百五銀行は、2015年10月に野村総研の投資信託システムサービス「BESTWAY/JJ」を導入しており、今回の「Value Direct」導入により、投資信託販売業務におけるバックオフィスとフロントの一貫したシステム整備が完了したとしています。

以下に、野村総合研究所のニュースリリースを引用します。

百五銀行にインターネットバンキングサービス「Value Direct」を導入

株式会社野村総合研究所
2016年3月10日

株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、株式会社百五銀行(本社:三重県津市、取締役頭取:伊藤歳恭、以下「百五銀行」)にインターネットバンキングサービス「Value Direct」を導入しました。これを受けて、百五銀行では、2016年3月14日より、預金、投資信託、外貨預金、ローン等、個人向けの取引サービスに対応した、新たな個人向けインターネットバンキングサービスを提供します。

今回、百五銀行に導入した「Value Direct」の特長は以下の通りです。

預金:スマートフォンでの通帳閲覧と定時定額振込

普通預金の入出金明細がいつでも確認できる専用のアプリを提供します。各個人のアプリ導入時点でValue Directに蓄積されている明細および以降の明細を保存し、各明細にメモ情報を残す機能もあります。また、定時定額振込機能を提供しています。

投資信託:積立投信(投資信託の定時定額購入)手続き機能と電子交付

投資信託を毎月一定の金額で継続的に購入する手続きがインターネットで可能となる機能を実装しています。また、各種帳票の電子交付を実現しています。

外貨預金:口座開設と為替相場変動に対応するサービス

インターネットで外貨普通預金口座開設申し込みを行うことができます。また、あらかじめ登録した為替相場になると利用者にメールが送信される機能も提供します。

カードローン:預金口座とカードローン口座間の資金移動機能

カードローンの借入返済が可能となります。

セキュリティー:インターネット取引における高度なセキュリティー

振込などの機能において、通常利用パスワードに加え、メールを利用した期限付きパスワード(=メール通知パスワード)を必要とする認証を提供します。また、利用端末(PC、スマートフォン)を登録し、登録外の端末利用の場合、利用者のみが知る追加認証を必要とする認証(=リスクベース認証)を提供し、高度なセキュリティーを確保します。

百五銀行は、2015年10月にNRIの投信口座管理システムサービス「BESTWAY/JJ」を導入しています。今回の「Value Direct」導入により、投資信託販売業務におけるバックオフィスとフロントの一貫したシステム整備が完了しました。両システムは共同利用型であることから、銀行業界で頻繁に行われる制度改正に対して低コスト、低リスクでのシステム対応が可能となりました。(「BESTWAY/JJ」と「Value Direct」の詳細については、【ご参考】を参照して下さい)

地域創生を担う地域金融機関においては、個人の利用者に対しても、より一層のサービスの充実や機能、品質の向上が求められています。NRIは、今後も「Value Direct」に関連するソリューション等、機能の拡充やオムニチャネル等のさまざまなサービス提供を通じて、金融機関の個人向けサービスの向上に貢献していきます。

(以下、省略)

 

(参照)野村総合研究所のニュースリリース

http://www.nri.com/jp/news/2016/160310_1.aspx