日本IBMは2月24日、トヨタファイナンスの新たなマーケティング基盤として、日本IBMのオムニチャネル・マーケティングプラットフォームである「IBM Campaign(キャンペーン)」が採用されたと発表しました。
トヨタファイナンスは、TS CUBIC CARDを始め約10種のクレジットカードを運営し、これらの利用者に対してよりパーソナライズされた対応を提供するために、マーケティング・キャンペーンの実行基盤として「IBM Campaign」を採用したとのことです。
日本IBMの「グローバル・ビジネス・サービス」が国内外の金融業界に対する取り組みで培った実績をもとに、新マーケティング基盤の構築に必要な技術支援を行うとしています。
以下に、日本IBMのニュースリリースを引用します。
トヨタファイナンス、日本IBMのオムニチャネルマーケティング基盤を採用
日本IBM
2016年2月24日
日本IBMは、トヨタファイナンス株式会社(以下トヨタファイナンス)の新たなマーケティング基盤として、個々の顧客にパーソナライズ化した情報提供を支援する、オムニチャネル・マーケティングプラットフォームである「IBM® Campaign(キャンペーン)」が採用されたことを発表します。また、日本IBMの「グローバル・ビジネス・サービス」が国内外の金融業界に対する取り組みで培った実績をもとに、新マーケティング基盤の構築に必要な技術支援を行います。
トヨタファイナンスは、トヨタ車の販売・購入のサポート、ライフスタイルにあわせた金融商品・サービスの提供、主にトヨタグループ各社の法人向け金融サービスの提供など、個人、法人需要を問わず多角的な事業を展開しています。同社は、TS CUBIC CARDを始め約10種のクレジットカードを運営し、これらのカード・ホルダーに対してよりパーソナライズされた対応を提供するため、タイムリーで効果的なマーケティング・キャンペーンの実行基盤として、「IBM Campaign」を採用しました。
トヨタファイナンスは、新マーケティング基盤の構築により、マーケティング・キャンペーンの準備・実行にかかる作業負荷の低減を目指します。また、新しいキャンペーンの企画や設計への注力に加えて、キャンペーン効果の迅速な測定と、その結果に基づくPDCAサイクルへの適用で、キャンペーン管理の最適化が可能になります。今後は、新システムを活用して、個々のお客様のプロファイルや取引状況などに適した情報を適切なタイミングでお届けできるようになります。
日本IBMは、モバイル、ソーシャル・ネットワーク時代において、顧客を企業活動の中心に据え、マーケティング、販売、サービス、購買など商取引(コマース)のすべてにわたって、今日オフラインおよびオンラインの購買行動に大きな影響力を持つ消費者の要望に迅速かつ柔軟に対応することを目指すお客様の事業を支援しています。
(以下、省略)