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みずほ銀行、マネーツリーの金融インフラサービスと連携へ

PFMサービスなどを提供するマネーツリーは2月22日、同社の金融インフラサービス「MT LINK」が、みずほ銀行の「みずほダイレクトアプリ」で採用されることが決定したと発表しました。FinTech企業とメガバンクの初のテクニカルな連携となります。

「MT LINK」は、銀行口座、クレジット、電子マネー、ポイントの情報を一つにまとめた金融データのクラウドサービスです。4月上旬に、みずほダイレクトアプリ内で、「一生通帳 by Moneytree」の項目が追加となり、入出金明細照会の閲覧期間が登録以降、一生閲覧可能となるほか、みずほ銀行の口座残高の合算表示が可能になるとのことです。

以下に、マネーツリーのニュースリリースを引用します。

マネーツリーの⾦融インフラサービス「MT LINK」がみずほ銀⾏の「みずほダイレクトアプリ」へ新機能を追加!
~スタートアップとメガバンクの初のテクニカルな連携~

マネーツリー株式会社
2016年2月22日

マネーツリー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ポール チャップマン、 以下、「マネーツリー」)の金融インフラサービス「MT LINK」を、株式会社みずほ銀行(頭取:林 信秀)が、「みずほダイレクトアプリ」で採用することを決定しました。今回の連携は、スタートアップとメガバンクの初のテクニカルな連携となります。なお、みずほダイレクトアプリは株式会社野村総合研究所が開発を担当しており、本件にも貢献を頂いています。

昨年来、国内金融機関は「フィンテック」分野への取り組みを開始し、一般消費者からは具体的なサービスが期待されていました。弊社においても、独自のテクノロジーと他に類を見ないセキュリティ技術のもとで、2013年に個人資産管理アプリ「Moneytree一生通帳、家計簿より楽チン!」、2014年に経費精算サービス「Moneytree PLUS」、法人口座閲覧サービス「Moneytree PRO」を始めましたが、これらのサービスのプラットフォームとなっている金融インフラサービス「MT LINK」が、この度、「みずほダイレクトアプリ」で採用されることとなり、ユーザーの皆さまにとって安全かつ使いやすいサービスが実現します。

MT LINKは、銀行口座、クレジット、電子マネー、ポイントの情報を一つにまとめたファイナンスデータのクラウドサービスです。 いつどこで、お金がどう動いているか、既存のシステムと連携し、活用できる新しい仕組みです。MT LINKは、様々なクラウドのサービスはもちろん、従来のオンプレミス型サービスにもスムーズに導入できます。システム間で、必要な分だけの情報をキャッチボールするので、開発コストを大幅に削減、新規事業にも安心してスタートできます。すでに、会計業界、大手企業が参入ずみの実績ある、信頼されたサービスです。

この度、具体的には、みずほダイレクトアプリ内で、「一生通帳 by Moneytree」の項目が追加となるもとで、入出金明細照会の閲覧期間が登録以降、一生閲覧可能となります。また、みずほ銀行の口座残高の合算表示が可能になります。

共同開発を経た後、4月上旬にみずほダイレクトアプリに「一生通帳 by Moneytree」の項目が追加される予定です。今後も、マネーツリーは、MT LINKを広く提供するもとで、日本の金融サービスのユニバーサル化に貢献してまいります。
(以下、省略)

 

(参照)マネーツリーのニュースリリース

https://moneytree.jp/wp-content/uploads/2016/02/MT-LINK-Mizuho.pdf