静岡銀行は1月29日、三菱総研のAI(人工知能)システムを活用した「事前与信モデル」を2月1日から導入すると発表しました。
このモデルでは、三菱総研のAI技術を活用して顧客の年齢・性別などの属性情報、入出金明細などの取引情報から、一人ひとりのローン商品のニーズとリスクを数値化して「融資可能見込額」の算出を行うとのことです。
パソコン、スマートフォン、ATMなどのチャネルを通じて、住宅ローン、教育ローン、マイカーローンなどの各種ローン商品の「融資可能見込額」を顧客に案内するとしています。
以下に、静岡銀行のニュースリリースを引用します。
AI(人工知能)システムを活用した「事前与信モデル」を導入
静岡銀行
2016年1月29日
静岡銀行(頭取 中西勝則)では、株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長 大森京太)のAI(人工知能)システムを活用した「事前与信モデル」を導入しますので、その概要をご案内します。
1.導入日
2月1日(月)
2.導入の目的等
(1)「事前与信モデル」は、株式会社三菱総合研究所の「AI(人工知能)技術」を活用し、お客さまの年齢・性別などの属性情報、入出金明細などの取引情報から、お客さま一人ひとりのローン商品のニーズとリスクを数値化して「融資可能見込額」の算出を行います。
(2)パソコン、スマートフォン、ATMなど多様なチャネルを通じて、お客さまに「融資可能見込額」をご案内することで、ローン利用に関する利便性の向上を図り、安心感をもっていただくことを目的に「事前与信モデル」を導入します。
(3)今回の取り組みにより、静岡銀行では、従来、ローン商品は「お客さまが申し込むもの」から「お客さまのタイミングに合わせてご利用いただくもの」に向けてサービスの変革をめざします。
3.サービスの概要
(1)対象商品
〇住宅ローン、教育ローン、マイカーローンなど各種ローン商品から順次導入します。 〇また、今後、投資信託や保険などの資産運用商品にも応用していく予定です。
(2)サービスの提供方法
〇店頭やDMをはじめ、パソコン、スマートフォン、ATMなどのチャネルを通じて、サービスの周知を図ります。
(以下、省略)