みずほフィナンシャルグループ、ゆうちょ銀行、地銀約70行が、決済に使える新しい仮想通貨「Jコイン」を共同で検討していると、複数の報道機関が19日一斉に報じた。
この「Jコイン」は、日本円と相場が固定されており価格が変動しない新しい仮想通貨。銀行口座にある円をJコインに替えた後で、スマートフォンを使って店頭決済ができたり、個人間での送金に使用することができる。
ブロックチェーンや分散台帳技術を使用するか否かは、明示されていない。
この連合では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの他のメガバンクや地方銀行に参加を呼びかけているという。
ただし、三菱UFJは、同様の仮想通貨「MUFGコイン」を開発し、現在実証実験中。銀行業界で規格の統一が進むか否かは不透明だ。